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増加する訪日・在留外国人に対する災害時の医療提供環境整備を目指す|メディフォンの遠隔医療通訳サービスを 日本医師会「災害時・遠隔医療通訳サービス」に提供開始

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医療機関の外国人患者受入れ体制整備の包括支援を行うメディフォン株式会社(東京都港区、代表取締役:澤田真弓、以下メディフォン)は、2024年1月1日(月)より、公益社団法人 日本医師会の「災害時・遠隔医療通訳サービス」に対し、電話(音声)やビデオ(映像)を通じた遠隔医療通訳サービスの提供を開始いたしました。

「災害時・遠隔医療通訳サービス」は、国内で被災した外国人患者に対し、国籍・言語を問わず、必要な医療を提供できる環境を整えることを目的とした日本医師会のサービスです。日本医師会の非会員を含めて、災害発生時に現地に派遣されたJMAT(日本医師会災害医療チーム)や、被災地の都道府県・郡市区医師会で医療通訳を利用できるよう導入され、被災した外国人を避難所などで診察する場面等での利用が想定されています。利用料は日本医師会が負担し、利用者は無料でサービスを利用できます。

昨年11月には日本医師会の災害時情報通信訓練(防災訓練)にて、災害時を想定した遠隔医療通訳の試験運用を行いました。https://www.med.or.jp/nichiionline/article/011465.html

また、令和6年能登半島地震を受け、2024年1月5日付で日本医師会が通知した全国の都道府県医師会に対するJMAT編成・派遣の要請文書内でも、本サービスが活用できることが周知されています。

メディフォンは、本取り組みを通じて、災害時に被災した外国人患者の診察にあたる医療従事者の負担軽減と、外国人患者への安全・安心な医療提供に貢献することを目指します。

【日本医師会「災害時・遠隔医療通訳サービス」に提供するサービスの概要】

対応言語1. 電話(音声)医療通訳:19言語
  英語・中国語・韓国語・ポルトガル語・スペイン語・ベトナム語・タイ語・
  ロシア語・タガログ語・フランス語・ヒンディー語・モンゴル語・ネパール語・
  インドネシア語・ペルシャ語・ミャンマー語・広東語・アラビア語・ウクライナ語
2.ビデオ(映像)医療通訳:2言語
  英語、中国語
  ※2言語以外でも、可能な限り対応する。
対応時間1.電話医療通訳:8時30分~24時、毎日    
2.ビデオ医療通訳:8時30分~18時、毎日
提供開始日2024年1月1日(月)

【提供サービス・企業】

◆外国人患者受入れ支援サービス「mediPhone(メディフォン)」 について
医療者と外国人患者の円滑なコミュニケーションを実現する、医療現場向け 「機械翻訳+医療通訳」サービスとして、官公庁・医療機関・自治体・消防等で10万件以上のご利用実績があります。
国内最大級の登録医療通訳者数で、希少言語含む最大32言語に対応。応答率99%超を誇り、電話回線とアプリ活用で院内のどこからでもご利用頂けます。
2020年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)、2022年日本サービス大賞優秀賞を受賞(主催:公益財団法人日本生産性本部 サービス産業生産性協議会)。

◆メディフォン株式会社について https://corp.mediphone.jp/
電話やビデオを通じた遠隔医療通訳サービス「mediPhone」(メディフォン、https://mediphone.jp/)、医療従事者向けの外国人患者受入れ関連の研修・セミナーの開催などの事業を展開し、医療機関の外国人患者受入れ体制整備を包括的に支援しています。
核となる遠隔医療通訳サービスでは、医療機関のみならず自治体や医療団体への導入も進んでいます。
2021年には、これまで培ってきた知見・ネットワークを生かした健康経営・予防医療に貢献する新事業としてクラウド健康管理システム「mediment(メディメント、https://mediment.jp/)」を立ち上げました。
企業理念は『多様な人々が支え合い、共に成長することで、新しい社会システムの構築に貢献する』。

【本プレスリリースに関する報道機関のお問合せ先】
メディフォン株式会社  MAIL: info@mediphone.jp / TEL:03-6426-5451

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