私たちは今、多様な人びとが生き生きと活躍する、あたらしい社会のための医療インフラを作るチャレンジをしています。様々なバックグラウンドを持つ方々に、想いをもって参画いただけることを楽しみにしております。

当社は「医療から新しい多様な社会をつくる」ことを目指し、医療の「多言語化」と「DX化」を実現するプロダクトを開発し、運営する医療スタートアップです。現在100名ほどの社員が一丸となって、プロダクトを磨き、改善する日々を過ごしています。

　はじまりは、医療現場で外国人患者さんと医療従事者におけるコミュニケーションの課題の解決をしたいという想いでした。立ち上げ時の2014年、山の中の診療所でも使えるように、電話からいつでも繋がるプロダクト「mediPhone（メディフォン）」の原型ができました。
　その後、病院やクリニックのみならず、消防の現場や大学、企業でも使っていただく機会が広がるにつれ、タブレット端末やスマートフォンからも利用できるようネイティブアプリを開発し、機械翻訳やフレーズ機能等を搭載、外国人患者受入れ支援サービスとして、約88,000機関・団体と、医療にかかわる現場全てに浸透を開始しています。

　コロナ禍は当社にとって転換点となりました。産業医療現場における医療の多言語化の課題を認識し、産業医面談の通訳支援を開始、同時に健診データの紙管理やデータ化に現場の負担があることを認識しました。当社の開発力を生かし、企業向けのクラウド健康管理「mediment（メディメント）」を立ち上げ3年目。10万人以上の従業員様にご利用いただいています。よりいっそう人的資本経営における健康・安全分野及びダイバーシティ分野での貢献ができるよう、プロダクトの機能充実を図り、業界を牽引できるような組織となっていきたいと考えています。
　

　当社の強みは、実績に裏付けられた医療における多言語化力と開発力です。そして、これらの強みで新しい多様な社会をつくるという覚悟で、真剣に取り組む、一人ひとりの社員です。スタートアップの事業運営には、大変なことが沢山あります。当社も例に漏れず、社員一人ひとりのプレッシャーや負担は、大きいです。育児をしながら重責を担う社員も少なくありません。しかしながら、どんなに大変な時でも、取り組む課題に一度も「真剣さ」を失うことのない当社社員は、どこにも負けない当社の強みです。

　これまで当社及び当社の社員を叱咤激励し応援くださっているお客様、ステークホルダーの皆さまには心より感謝を申し上げます。引き続きご指導賜りますよう、お願いいたします。

メディフォンのプロダクトチームは医療現場の多言語コミュニケーションのサポート、企業の従業員の健康管理という二つのプロダクトの開発を担当しています。

利用者にとっても開発者にとってもより良い体験を実現するため、開発の質や速度だけでなく、メンバーの成長を重視し、自主的な試行錯誤と情報共有を大事にするチームです。

このチームの新たなメンバーとして将来の社会のインフラとなるサービスの構築をご一緒できるのを楽しみにしています。

フロントエンドやバックエンドのコードを書くエンジニア、UI/UXをデザインするデザイナー、それらを取りまとめると共に社内のセールス担当やカスタマーサクセス、あるいは医療の専門性のあるメンバーとの調整を図るプロダクトマネージャーで構成されています。

エンジニアになって最初の職場がメディフォンというメンバーも多い中、CTOやPdMがベストプラクティスを体現しながら、メンバー1人1人と共にチームの文化を形成してきましたが、今回の機会にさらなるチームの拡大を図ると共に新たな文化を取り込んで各メンバーおよび事業の成長を実現したいと考えています。